今からFXを始めようと思っている初心者の方。何をするにも最初は分からないことだらけで嫌になっちゃいますよね?
しかもFXと聞くとなんだか怖いイメージ・・。
「何から始めていいかわからないよ」とか「難しい単語がいっぱい」とか「そんな大金無いよ」なんて声が聞こえてきそうです。
そんな方の為に誤解を解いてFXの魅力を伝えたいと思います。
FXってそもそも何?
FXとは「Foreign Exchange」の略。直訳すると「外国為替」となりますが正確には「外国為替証拠金取引」となります。
通貨の価値の変動を利用して収入を狙う取引です。
あなたがアメリカに旅行に行くとしましょう。
当然外国に行くわけですから、その国の通貨が必要になります。今回はアメリカなので「ドル」になりますね。
日本の銀行で「円」を「ドル」に交換してもらいます。この円とドルを両替する行為を「外国為替取引」といいます。
その時1ドルが100円の価値でした。1万ドル分両替したとしましょう(100万円分両替)
その1万ドルを使わずに旅行から帰国しました。次は1万ドルを日本円に両替してもらいます。
このとき1ドルが105円の価値に変動していました。
1万ドルを円に両替してもらうと105万円になります。
お金の流れをまとめると
①1万ドルを購入(100万円がドルに)
↓
②1万ドルを売却(105万円が手元に)
あなたはこの流れで5万円を手に入れたことになります。この利益を「為替差益」といいます。
これがFXの基本取引の形と思ってもらって大丈夫です。
ここから初心者の方がつまづきやすい部分なのですが、FXは売りから入ることもできます。
日本に旅行に来るアメリカ人はドルを円に替えて、帰国したとき円をドルに替えるのですから全く逆のこともできるという理屈です。
難しく思うかもしれませんが、ドルと円を取引する際「買い」から入れば価格が上がれば利益、「売り」から入れば価格が下がれば利益と覚えておくだけで大丈夫です。
初心者が知っておくべき単語は3つ
実はFXを実際にしようと思ったときに知っておく事はそんなにないんです。
①レバレッジ
②証拠金
③スプレッド
一つずつ説明していきます。
①レバレッジ
レバレッジとは「てこの力」や「てこの作用」といった意味があります。
あなたがもし10万円を使ってドルを買おうとしても1000ドル分しか購入できません。
しかしFXではこのレバレッジを利用して25倍までの取引が可能です。
10万円で250万円分までのドルが買えます。
これがレバレッジです。
②証拠金
証拠金とはレバレッジを使用した為替取引の際に一定額の金銭を預けておく必要があります。
例えばレバレッジ25倍で取引をする際4万円を証拠金として預けておくことで100万円分の取引ができます。
決済時にこの証拠金に利益がのったり、損失を差し引かれたりします。
③スプレッド
スプレッドとは簡単に言うと証券会社の手数料です。
1ドルを100円の時買おうとする金額と売ろうとする金額に少し差があります。
スプレッド0.3銭だとすると
買値が1ドル100円だとすると売却レートは100.003円になります。
どれくらいの資金が必要?
投資と聞くと100万円ぐらいはいるんじゃないかと思うかもしれませんが、FXではそんなことありません。
レバレッジを利用して取引するので10万円ぐらいで始めれますし、昨今では1万円から始められる証券会社もあります。
10万円を口座に入金し、そのうちの5万円ぐらいを使ってドル等の通貨を売ったり買ったりするイメージです。
ちなみに筆者は30万円から始めました。当時20歳だったのでドキドキしたのを覚えています。
実は超簡単!FXの取引の仕方
それで何から始めればいいの?という方の為にFXを始めるための流れをご説明します。
口座開設
↓
アプリダウンロード
↓
ボタン一つで取引
単純に言うとこれだけですね。
自分のお金を預ける証券会社を選び口座開設。
選んだ証券会社が扱っているアプリをダウンロード。
買うか売るかを選びボタンをポチッとするだけで取引が成立します。
最後に忘れず買った(もしくは売った)通貨を決済します。
これも決済の欄でボタンをポチッとするだけです。
とはいっても最初から資金を入れて取引するのも怖いと思うのでまずはデモトレードで練習するのをおすすめします。
口座開設はその後からでも大丈夫です。
まとめ
難しそう、怖いという印象が強いFXですが正しく理解し、ルールを守れば非常に頼もしい収入減になります。
FXで破産したという話があったりしますがそれは正しくルールを守ってトレードしていなかったからです。
余剰資金で取引する、デモトレードでしっかり練習してから始める。
まずはこの基本を守ることが大切です。